【変態小説】雌豚肉便器

変態

【変態小説】雌豚肉便器

「君は、顔はブスだが、体はいい」

 会社帰り、駅の改札口を出るなり突然背後からそう声をかけられた。

オナニーをする度に、いつも誰かに乱暴に犯されている想像ばかりしていたため、恵美子は自分をマゾだと思い込んでいた。
 恵美子はブスだった。性格も暗く、友達もおらず、いつも一人だった。
 合コンや飲み会など一度も誘われたことはなく、街でナンパされる事もなければ、出会い系サイトに電話をする勇気もなかった。
 だから当然彼氏はいなかった。今までに付き合った男は一人もいなかった。

恵美子に言い寄ってくるのは、決まって加齢臭漂うオヤジたちばかりだった。
 恵美子は、会社の上司たちから性処理女として扱われていた。上司と言っても、そのほとんどがウダツの上がらない平社員ばかりだったため、それは不倫などといったロマンチックなものではなく、ただ単に風俗嬢代わりに利用されているだけだった。
 オヤジたちは、すぐにヤらせてくれる恵美子を肉便器と呼んでいた。ヤリたくなったら恵美子をボイラー室やトイレなどに連れ込み、まるで小便をするかのようにちゃっちゃっと処理していた。
 だから彼らは、共通して恵美子の事を肉便器と呼んでいたのだが、それでも恵美子は、そんな薄汚いオヤジたちの身勝手なセックスに喜びを感じていた。
 まともに愛撫されることはなく、いきなり入れて、擦られて、そして勝手に射精されるといった無残なセックスでも、男運に恵まれない恵美子にとっては、その肉棒は唯一自分を女として認めてくれる物体だった。

恵美子は常にセックスがしたかった。例えその相手が薄汚いオヤジであろうと変質者であろうと、自分を女として認めてくれるなら誰でも良かったのだ。
 偶然この日も、恵美子はアパートに帰ってからオナニーに耽る予定でいた。
 それは、今日会社で誰も恵美子を使用してくれなかったからだった。
 そんな日は、いつか庶務課の遠藤さんがプレゼントしてくれた、あの巨大ディルド『サスケ』を使うのだ。

その日も、一人寂しくオナニーに耽る予定だった恵美子にとって、突然現れたこの中年男は、ある意味ひとつのサプライズだった。
 電車に揺られながら、誰の肉棒でも構わないから入れて欲しいと陰部を疼かせていた恵美子には、この中年男の誘いを断る理由は何一つなかったのだった。

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